初期のT&E SOFTのサウンドを支えて下さった冨田茂氏に、DAIVAのサウンドについてお話ししていただきました。
CDのライナーノートなどで確認した結果です。正しいのかちょと自信ないですが。。。
M.ディーヴァ / 浅倉大介
1.ヴリトラの炎(PC88) / 冨田茂
2.ドゥルガーの記憶(FM77AV) / 冨田茂
3.ニルヴァーナの試練(X1) / 冨田茂・丸山恵市
4.アスラの血流(MSX) / 浅倉大介
5.ソーマの杯(MSX2) / 浅倉大介
6.ナーサティアの玉座(ファミコン) / 丸山恵市
7.カリユガの光輝(PC98) / 浅倉大介
●.ナーサティア・ドライブI(パスワード入力) / 浅倉大介
◆. ナーサティア・ドライブII(亜空間移動) / 浅倉大介
▲.ドライビング・アーマー(惑星戦) / 冨田茂
■.フリー・バトル(艦隊戦) / 浅倉大介
自分のホームページに書いた記事がありました。
http://www.horae.dti.ne.jp/~stomita/music/albumn.html
「PC-88,FM77AVのテーマ曲と移動時のBGMがそれです。X1版のテーマは東芝EMIのスタジオミュージシャンの丸山恵市さんの原曲が短かったので私がBメロをかぶせました。FM77AVのテーマも合作のクレジットになってますが間違いで実は私ひとりで作った曲です。」
だそうです。人ごと笑
今でも印象に残っているのは、丸山さんからのファミコン版のデモテープ(シンセで演奏したもの)を聞かせてもらったとき「さすがプロの作風は違う!」と思った反面、X1のテーマとして受け取った曲が8小節のループしかなくて、これじゃテーマとして弱いよ!やっつけ仕事かよ!と、仕方ないので自分でBメロ8小節2回を付け足したこと。あと、FM77には思い入れがあってアレンジに気合が入りすぎて効果音混ぜ込んでしまったことですね。笑
それと、今だから言えますが浅倉さんの作風は、その後のアクセスでちゃんとした楽曲を発表していることから考えると、違うジャンルだったようで、DAIVAの曲はどれもファミコンの「ピコピコミュージック」と冨田勲や喜多郎を合わせたようなメロディ(いやメロディがはっきりしないサウンド体?)なんですね。それで原曲を聞いたとき、確かにかっこいいけどこんな分厚いサウンドをPSG3声にしたらペラッペラになるけどどうよ?と思ったりしました。
もし今、浅倉さんに作曲を依頼したら、どんな作風を出して来られるのでしょうかね。それ以前にギャラが心配ですよね。笑
他にも思い出しました。ドライビングアーマーの曲のアイデアは、当時マイブームだった故松岡直也さんの曲調を取り入れました。浅倉さんのスーパーアレンジは、どういうわけか見事にイメージしていたサウンドを再現されていてビックリでした。ただ、メロディーのリズム割をアレンジされちゃったのはちょっと不満だったりして…